電子ブックリーダー、日本にも近く進出

とうとう、電子本を読む機械である、アマゾンのKindleを買うことに決めた。と言っても、一番シンプルなモデルはたった79ドルと、迷うほどの値段でもないのだけれど。紙の本が大好きで、図書館が大好きで、本本本活字本本が大好きだった(今でも好きですが)私には、本を読むのに電子器具を使うという、心理的抵抗が非常に大きかったのだ。しかも、これらの電子器具は、コンゴなどで内戦を起こしている原因である、rare metalなどを使用されて、生産されているでしょう?だから、紙の本で足りると、それで来たのに。それなのに、kindleを買う理由とは。

最近、英語の本ばかり読むようになってきた。日本語の本も大好きだけど、ニューヨークのBook Offは(あるんです)、私にとって結構行きにくい場所にある。

だからつい、Amazonで狙いの(妊娠、子育て、ライフコーチング関係の)本を買うか、仕事場の近くの図書館(小説など)に行くので、英語の本に偏ってしまう。本当は、日本語を読まないと日本語のエッセイが書けなくなるから、読まないといけないのだけれど。

さて、英語の本を読むようになって、気がついてみると、。。。重い。本が、日本の単行本と比べ物にならないくらい重い。漢字がなくてアルファベットだから、本自体が長いというのもあるけど、紙の質が日本のみたいに素敵に薄くて軽いのが存在していない。電車通勤の50分はぜひ本を読みたいけど、重いのは困る。Kindleは、アメリカの単行本より軽いのだ。しかも、これから子供が産まれたら持ち物が増え、ますます軽さということが重要になってくるであろう。しかも、色々な人に、「産休中は、授乳中とか退屈だから、本をたくさん読むようになるよ」と言われ、「本をめくる音が妙に効果的に赤ちゃんを起こしてしまうので、Kindleを買った」という友達までいた。だとしたら、ニューヨークの冬の中、図書館に行かなくて済む、アマゾンから本が届くのを待たなくて済む、ダウンロードしてすぐ読める電子図書が、一番便利じゃないのかな。
しかも、 環境コンサル(サステイナビリティーのコンサルタント)のダンナが、「紙の本を生産し、移動させるガソリンのエネルギーを考えたら、電子図書は電気を少量使うけれど、相対的エネルギーとしては下だ」なーんて言うもので。同僚のドクターが、「Kindleを買ってから飛躍的にたくさん小説を読むようになった」と言って、強く勧めてくるし。

人気が出ているのはいえ、電車の中では、まだ紙の本を読んでいる人の方が、多いかな。
ちなみに、電子本をダウンロードする値段は、紙で買うよりも数パーセントから数割安め。ただし、中古本が存在していないので、そういうお得な買い方はない。ただし、最近は、図書館も電子図書を貸し出している。

日本では、大手の出版会社がKindleを阻止しようとしていると聞いた。それでも、小さな出版社といくつか契約したので、近く発売すると、今年6月に宣言されたとか。日本の本はアメリカと比べて薄くて軽いけれど、通勤に電車を使う人数がアメリカの比じゃないし、識字率が高いから、読書人口が多い。売れる。。。かな?今、記事をちょっと検索してみたら、いっぱい出てきました。
これとか。

ちなみに、アメリカでの様子を見ていると、インターネットや電子図書の発展で一番焦るべきなのは出版会社じゃなくて、本屋だと思う。アメリカ全国において、新刊を売る本屋という本屋は知る限り倒産して、マンハッタンにも数件しか残ってない。本屋を見かけるとびっくりするほど。古本屋はあるけれど。

で、さっきふと思いついたんだけど、もし、日本語の本が私のkindleからダウンロードして読めるようになるとしたら。。。素晴らしい!海外に住む日本人にとって、すごく便利になるね。でも、多分日本で買ったKindleじゃないと、フォントが出せないとは思うけど。

反社会性人格障害の患者さんに暴かれた私の「秘密」

なんともセンセーショナルな題ですが、いつも、こんな感じの素敵な(もしくは、読みたくなるような?!)題を、日経メディカルオンラインの編集者の方がつけてくださっています!
その題のおかげでしょうか、月間のアクセスランキング2位でした、わーい。
ぜひ読んでみてくださいーー>記事(無料登録必要)

さて、前回のコメントへ返信したブログエントリーですが、様々な暖かい言葉を、メール/公開/非公開コメントで頂きました。。。本当にありがとうございます。(公開された分は、記事の「コメント」欄にクリックすると読めます。)
日本でのNP制度について書いて、叩かれ、個人ブログを閉鎖したという方もいました。
日本で教育を受けた看護師で、今はアメリカにいる方々、日本で大学院生として学んでいる方々、そして、今現在日本で働いてらっしゃる看護師の方々、主婦の方。様々な方面から色々な形で、応援をいただいて、ありがとうございます。

たまーーーーに、こういう、わけの分からないコメントとかを受け取ると、確かにげんなりする。なにがげんなりするって、小学校の時に目撃した「手をたくさん挙げたら目立ちすぎるから、発言しないようにしよう」「意見を言うやつは先生に取り入ってるんだ、イジメてやろう」などと考える子供たちがいる、アイディアの進化を殺すカルチャーを思い出し、やる気が失せるのである。

日本語で色々書くのを諦めて、アメリカでの日常生活/英語のウェブライフのみに専念する方が簡単ではあるけれど、でもね。これでも、どかかで誰かの役に立っていると言っていたけるのなら、負けずに、ぼちぼち書き続けていきます。

今後もよろしくお願いします!










友人の自宅水中出産に立ち会う!

友人Cは、ずっと競技社交ダンスで私のパートナーだった(彼女が「男役」)。あまりに女らしくないので社交ダンス部の全員にレズビアンだと思われていたが、(新入生の一人はなんと彼女を男性だと思っていた)私は普通に男性が好きだと知っていた。ロッククライミングと物理学が大好きな、頭の良すぎる友人だ。週に4日は二人で、私の実習が始まる前の朝の6時にジムに行って、ワルツやらタンゴやら練習していた頃が懐かしい。

そのCが一人目を妊娠して、自宅出産をするので、ビデオ(!)を撮ってくれと言われていたが、なんと私の結婚式の当日に産気づいてくれてしまったので、行けなかった。

(この先、出産の具体的な過程について読むと気持ち悪くなるという方、そして血の苦手な方は、読まないでください!!!!!)

今回、二人目も自宅で水中出産するという。ぜひ私にいてほしいというので、(私も、看護学生として出産現場を見てから何年も経つし、)私も行けるように週末に産むように希望(!)していたのだが、もちろん運悪く、火曜日の夜、「だんだん陣痛が強くなってきてる」とのこと。お泊まりセットを持って水曜日仕事に行ったら、その日の午後、「産まれそう」という電話は彼女の夫からかかってきた。偶然、最後の数人の患者さんが予約をキャンセルしていたので、上司の医師に「あのーーー友人の出産に立ち会いたいので、1時間ほど早引けできませんか?」と聞いてみると、「うーん、飛び入りの患者さんがいると困るから、予定通り6時までいてくれる?」とのこと。実際、飛び異例の患者さんがいたので、その人を診て、6時15分に飛び出して、友人の家に向かった。しかし、コネチカット州の友達なので、地下鉄30分ーー>電車1時間50分ーー>タクシー10分もかかるのだ!!!!

やっと彼女の家に着いて、開いている玄関から勝手に2階に上がると、彼女の夫が出てきて、「悪いね〜〜さっき産まれちゃった〜〜〜」

多少がっかりしながらも、あたりを見回すと、ベッドルームに大きめの子供のプールのようなものが置いてあり、なんと、水が真っ赤っか。そのほかにもシーツやら床やらに血痕が残っていて、こんなに出血するものか、とびっくりしました。ベッドの上には裸でCが寝ていて、助産師が点滴を始めているところ。どうやら、水中で無事赤ちゃんを産んだ後に胎盤がうまくはがれず大量に出血し、病院に搬送する話もでていたが、なんとか持ちこたえたらしい。

「へーい」と、気軽に挨拶するCだが、顔は確かに青白い。最初は、話もうまくできないほど弱っていたとか。
良かった。ドゥーラ(分娩付き添い人。助産師とは別)が、生まれたての男の子を抱き抱えていた。大きい。41週めの赤ちゃんとはいえ、どっしりとしていて、爪も長く伸びている。後で聞いたら、4000グラムの赤ちゃんでした。私も長時間だっこさせてもらったけれど、やっぱり、暖かい人間の生後数時間の赤ちゃんはいいもんだ。希望の香りがする。

Cが、おっぱいを赤ちゃんにあげようとするが、赤ちゃんはぼーっと寝てしまったり、目を開けてしまったり、とにかく食べ物には興味ない様子。自動的に飲み始めるのだと思っていた私は、びっくりしてしまった。赤ちゃんにもいろいろいるのだろう。

その後、彼女にジュースをあげるため、冷蔵庫を開けると、助産師が丁寧に包んだ胎盤が、牛乳の隣りに並んでいて、吹き出してしまった。今後の出血を抑えるためにも、胎盤は調理して食べる予定らしい。

結局、プールの片付けを手伝ったり、CやCの夫と会話をしたり、助産師さんが裂けた部分を縫合するのを見学したり、赤ちゃんをだっこしたりで、その日は彼女の居間のソファーで朝の2時ごろ寝た。翌朝5時半に起きて、ニューヨークに戻って仕事をしたが、いやはや、妊娠中期で良かった!

妊娠初期であったら、こんな体力は全然なかったであろう。

それにしても、大事な部分を見逃したとはいえ、とても勉強になったし、なにより良き友人の、人生の大きなステップを共有できるのは、嬉しかった!

トライリンガルの子供の育て方。

最近、出産と、トライリンガリズムに関する本ばかり大量に読んでいて、&頭の中が妊娠/出産関係の情報でいっぱいなので、ブログを書くと非常に偏った内容になると思い、書いていませんでした。
でも、まあ、今考えていることを正直に書くのも大切だし、読んで参考になる人もいると思うので、書きます。

あと、出産まで3ヶ月です!いやはや、あっと言う間に妊娠期間が過ぎていく。

最近は、白衣を着ていてもお腹が目立ち、患者さんに聞かれることが多くなった。
ただし、電車で席を譲るのも、妊娠しているか聞いてくるのも、皆女性。
男性は、万が一間違っていたら悪い。。。と思うらしく、見て見ぬふり。ま、全然いいけどね。

一番おかしかったのは、先週の50代の男性の患者さんの言葉。
「あー、先生、前会った時と比べて、太ってきましたね?」と、おずおずと聞いてくる。
「はい?」と、笑いながら聞き返すと、
「結婚指輪してますね?ダンナさんハッピーですね?」
吹き出してしまった。
「はいはいはいはい、妊娠してますよーーー」と答えると、「わーーお!!!おめでとうございます!」
よっぽど聞きたかったけど、直接は聞けなかったらしい。
でも、「太ってきましたね」の方が失礼かも??!!!!

さて、最近読んだ本の中での一番のヒットは、
Growing up with Three Languages - birth to eleven -
by Xio-Lei Wang.

マルチリンガルに子供を育てるための本を読むと、大抵はバイリンガルに育てるのを対象で、しかも、英語&フランス語、英語&スペイン語などの似た言語の例が主で、あまり参考にならない。私は日本語、ダンナは北京語か広東語のどちらかを子供を伝えたいと思っているが、二人の間の会話は英語。

どうしたものか?!

大学などで、バイリンガル環境で育てられたけれど、「実は、日本語も英語もどちらも苦手なんだ。。。混ぜるのが一番楽」「中国語も英語も、しゃべれるけど、読むの、書くのは苦手」という知り合いにたくさん出会った。だから、中途半端なバイリンガルに育て、言語関係は苦手っていう結果は避けたい。。。と思っているのだが、どうしたらいいのやら。私は、自分が大の本好きなので、日本語を(ご覧の通り、オカシな日本語でも)ある程度保てることができたのだと思う。子供たちは、どの言語であれ、読み書きが好きな子に育ってほしい。

そこで、アマゾンで上の本を見つけた。

著者は、中国人の言語学者で、フランス語とドイツ語をしゃべるスイス人の夫と、アメリカで二人の男の子を育てている。月に一回、家族の会話を録音し、それを書き起して得たデータと、最近の言語研究をもとに、具体的な使える情報がたくさん盛り込んである素敵な本が仕上がった!という感じ。それと共に、子供たちをトライリンガルに育てるために払った犠牲についても知ることができる大切な本だ。このカップルは、まず最初に、どの言語を子供たちに教えるか選び(北京語とフランス語)、そのために本やDVDを大量に用意し、なんと生後一日目から、両言語で読み聞かせをしている。お母さんは、絶対に北京語しか子供たちとは会話せず、お父さんは、フランス語のみ。
夫婦の会話は英語だが、子供も含めた家族の会話は、北京語とフランス語のミックス、英語は禁止。
家族の会話は、ある程度の年を過ぎれば子供が通訳してくれるが、全員で同じ言語を話しているほどにはスムーズにはいかない。

うーーーーーーーん、私たちはそこまでして日本語&中国語を子供に伝えたいだろうか??!!!
と、思ってしまったが、子供が産まれる前にじっくり考えるのも大事なことかな、と思っている。

ブログの更新が遅れていたのも、実は、理由があって。

えーっと、これは、今書くべきかどうか迷ったのですが。。。
最近とみにブログの更新が遅れていたのは、つわりのせいでした〜

現在、16週1日。うまくいけば、11月には赤ちゃんがやってくる予定です。

最近、やっと気持ち悪さがだいぶ軽減したものの、未だに毎日眠い。。。毎日、9−10時間睡眠を要求するカラダと「いや〜そんなこと言ったら何もできないっしょ〜〜」などと、相談しつつ、仕事も頑張ってます。でも、おかげでほかの色々なことがおろそかになっちゃった。

アメリカでは、14週目からは妊娠中期と呼ぶんだけど、「12−13週目から一気に元気が盛り返す」「不思議なくらいエネルギーが出る」「魔法みたいに吐き気が消える」と、たくさんの人に言われてたので、超!!!期待していたのに、全然魔法は起こらない。んで、日本人の人と話をしたら、「そんな妊娠中期の魔法のような元気なんて聞いたこともない」「アメリカ人だけじゃないの?」と言われ。。。。涙。

仕事場には、来週言う予定。白衣の下ですべて隠れて誰も気がついてないし。いくつかある、胎児の遺伝子検査の最後のやつの結果が、来週返ってくるはずなので。このへんは、日経メディカルの連載に近い将来書く予定なので、興味のある方は、ご期待あれ。

ちなみに、アメリカでは、Baby moon (ハネムーンにちなんで)と言って、14−26週の間にみんな海外旅行とかで夫と二人の時間を楽しむ、ということになってるんだけど、日本では飛行機は乗らない方がいいことになってるのね。色々違いが面白い。私は、赤ちゃんがやってきてからのために貯金しておきたいから、お金がかかるのもいやだし、私の行きたいところは食中毒の危険があるところばかりだし(ペルー、パナマ、メキシコ、エクアドル)、多分、週末に1泊、車で近くのビーチでも行って楽しもう。ということになった。

お金、といえば、12週間の産休の後仕事に戻る予定だけれど、仕事場の近くのデイケアを調べたら、1歳以下の子供は、1週間、505ドル、でした。ひょおおおえええええええ。仕事を辞める人がいるのも分かるな、と思わされた値段でした。家(アストリア)の近くでは、400ドル程度だけど、ウェイティングリスとが長くて、今から載っても入れる保証はなし。
さて、どうしようかな。ナニーさんの方がいいかしら。

ニューヨークなんだもん、子供を見てくれる日本人か中国人のナニーさん、見つかりそうなもんだけど、適当に見つけるのも不安だし。主夫になってくれそうな男性と結婚する予定だったのが、予定が狂ったし(笑)。

などなど、悩むこともありますが、とりあえず、無事11月に赤ちゃんが生まれることを願って!!!!つわりにも負けず頑張りまーす!

緒方さやか