CNSの薬の処方権ー新情報


10月に発表させてもらった内容に、訂正があります。申し訳ありません。
CNSも一部の州では処方できるそうです。

先日、NP歴史の生き字引的な先生をインタビューしてきました。
そのインタビューの内容はちょっと長いのでまた後で載せるとして、彼女に、「CNSは本当に処方できないのか?」と聞いたところ、「一部の州ではできるよ」とのことでした。 私が前、別の人から聞いた話とは違っていて、びっくりしました。

そこで、ネットでざっと調べてみたものを、ここに載せておきます。



米国CNS協会の立場

このページの上から2番目の
NACNS Position Statement on Advanced Pharmacology: Practice, Curricular and Regulatory Recommendations (Posted 9/14/05)
をクリックしてダウンロードすると、米国CNS協会の立場が書いてあります。ちょっと古くて2005年のものですが。

内容:CNSは全員、上級の薬学に関する知識を持っていなければいけない。ただし、これは処方するための知識とは同一ではない。CNSはさらに、薬を処方する際の注意点などについても学ぶべきである。そして、とあるCNSが処方権を持ちたいと思ったら、各州の看護協会に書類で処方権を申し込み、看護協会はCNSが処方するための必要最低限の教育などを満たしているかその州の法令に合わせてチェックし、満たしていればその都度、処方権を与えるべきである。

ウェブで見てわかったのは、オレゴンでは2007年からCNSも処方できる。
ニュージャージーもコネチカットもできる。カリフォルニアでは、CNSの処方権を求めて、会議などが行われている。会議の模様
ワイオミングでは、処方権ができた場合に備えてCNSの学生を教育しているらしい。
どの州では処方権がある、などの情報は、NPは全国ひとつにまとめた書類が出ているのだがCNS界では見つからなかった。だから、ほかの州でのCNSの処方権は不明。各州の看護協会に電話をかければいいんだろうけれど。


米国CNS協会のサイト
はわかりにくいし、情報があまり載っていない。(米国NP協会のも相当わかりにくいが、それにしても!)

ちなみに、CNSの処方権がある、というのは、それぞれ自分の専門分野の分の処方権である。(緩和ケアなら、痛み止め、など)

どうやら1990年代半ばに、CNSとNPをまとめてひとつのAPN (Advanced Practice Nursing) に融合させるかどうかの論争が起きたようだ。

賛成意見1を読む
賛成意見2を読む

反対意見1を読む
反対意見2を読む

結局、いまだにふたつの職として分かれているところを見ると、反対派の意見が通ったのであろうか。

しかし、精神科ではCNSとNPの融合がかなり進んでいるらしいうわさも耳にする。緩和ケア、などよりも、幅が広く、NPとほとんど役割が同じだからであろう。エールの精神科NPの修士は、終了すれば精神科CNSの国家試験を受ける資格もできるらしい。「だから一応両方受けとく」とは、ある一人の学生の言葉。

また、CNSからNPになるコースもあるらしい。

このことについては、また今度書きます。

しかし、看護の資格についてとかは、ウェブでもとても見つけにくい。苦労して見つけても内容は古かったりする。医師助手や、医師に関しての情報は、一カ所(医師助手協会など)にまとめてあるからすぐ見つかるのだが。やはり、州ごとに規制がばらばらということがハードルとなっているのだろう。残念。

米国NP協会の人にはもうちょっと頑張っていただきたいものです。

緒方

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