プライマリ医不足?皆保険制度を試みたマサチューセッツ州の苦悩

マスチューセッツ州では、プライマリケアに診てもらうまでとても時間がかかる

英語の記事です。
2008年にとうとうアメリカではじめて皆保険を目指し、「健康保険を持ってないものには罰金の税金がかかる($600程度、人によって違う)システムを導入し、同時に政府のメディケイドや、個人保険へ入りやすくしました。

全国がかたずをのんで見守る(と言ったら嘘になりますね。ニュースは選挙のことでいっぱいぱいです)中、マサチューセッツの成功・失敗例のひとつひとつが皆保険賛成者と反対者によって取り上げられる。

しかし、その中でも有名なのは、急速にプライマリ医が足りなくなったこと。

この記事は、そのことに関して述べている。
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次の予約は100日後というところも出ていて、新しい患者は打ち切り(「ほかをあたってください」)となるクリニックが増えている。(まるで日本の救急患者のようですね。でも、医院でこういったことは日本ではあるのですか?予約制でないから、比べようもないかしら?)

プライマリ医不足は数年前から悪化していて、医院に勤める医師は、その勤務時間の不定期さと、低い給料に不満を持ち、シフト制で働ける、給料も高い病院の勤務医などになっていく。(日本とだいぶ違いますね)

先月出た調査によると、今年医学校を卒業する人のうち、なんとたったの2%のみがプライマリケア医(開業医、または開業したクリニックに勤める)を目指しているという。

マサチューセッツでの100人の内科医を調べたところ、平均待ち時間は、約50日だった。NPを診ても構わないという人は、もっと早くプライマリケアにかかれるという。

今まで保険のなかった人が急に保険を持ち、とても複雑な病気や症状などを訴える。(記事には書いてないが、特に初診は時間がかかる) そこで参ったとあるプライマリケア医は、新しい患者打ち切りにせざるを得なかった。

Mass州の州立大学では、卒業後プライマリケア医として州内で働くと約束すると、メディカルスクールの学費がただになる。また、地域診療所や、スラム街などで働くと、学費ローンを消していってくれる。

とある医師によると、医師たちが勤務医になってしまうのは、診療報酬が割りに合わないせいや、書類仕事などの雑事の多さにあるという。

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ずいぶん、日本と違いますね?「NPでもいいんなら早くかかれますよ」という所がNPとしては気になる箇所だが、事実だから仕方ない(コネチカットでもそういうところが多い)。

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