「声が枯れて、息苦しい」人の診断は?

ブログがぱったり途絶えていました、スミマセン。。。
反省して、いくつかエントリーを書いてみたいと思います。

先週、道を歩いていたら、昔、スラム街の診療所(community health center)の同僚だった看護師のJにばったり遭遇した。聞くと、今の私の職場から5分ほど離れたところで、同じく元同僚の医師Pと、NPのSと一緒にHIV専門のクリニックで働いているという!

じゃあ、来週にでもランチに寄るね、という約束をして別れた。

そこで早速今日行ってみたら、そのビルは私も行ったことのあるヨガスタジオの向かいで、とにかく私の職場のすぐ近くだった。でも、「医院」、とか何も書いてなくて、看板もなにもなし!で、ひっそりと開業している。やはり、HIVクリニックだからね。中は、マンハッタンとは思えないほど広いクリニック。そこかしこにコンドームが置いてある。

Sは、休暇中でいなかったが、医師Pと、ナースJ と、にぎやかランチとなった。20分ほど話して、お弁当を食べて、私は戻らなければいけなかったが、いろいろ話ができた。

Jは、数年前から体調を崩し、声ががらがらになり、数ブロック歩くだけで息苦しくなったという。「Psychosomatic](気のせい)でしょう、と言われ続けながら、pulmonologistに3人、耳鼻科4人、など、「山ほど」の医師のかかった結果、とうとう、診断がついた。Myasthenia gravis(重症筋無力症)だそうだ。今は、リュウマチ科にかかって、症状は落ち着いているとのこと。自己免疫系は、私の家系でもあるので、本当にI feel sorry for her。ねばってねばって診断にたどりついたJはいいけれど、そうじゃない患者さんもたくさんいるんだろうな。

そう考えて、すぐに頭に思い浮かぶのは、
1)長年、声ががらがらしていて耳鼻科に何度もかかって、逆流性胃炎のせいでしょうと言われている50代女性。30年前から喘息の診断を受けているが、Advairを使っても症状はよくならず、pulmonary function testも正常だった。Pulmonologistに相談したら、喘息でもPFTが正常なことはあると言うが。。。

2)歩くと息切れするのに、EchoもMIBIもpulmonary function testも正常で、今いち原因が分かっていない60代女性の患者さん。


明日仕事で、彼らのカルテをじっくりと見直してみなければ。と思った。ああ、医学が奥が深く、様々な可能性を考えると頭がぐらぐらするくらいだ!

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