アメリカのNPコース: 日本でNP講座に通うのと比べてのメリット、デメリットは?

いつかNPになりたいと考えている看護師さん向きに、下のメリット・デメリットのリストを考えてみました。アメリカでの留学を目指しだすその前に、よく考えてから決断して欲しいと願っています。

日本と比べて、アメリカでNPコースを取ることの
メリット
・NPプログラム卒業後すぐにNPとして働く場所がある
・NP講座の教育内容が確立されている
・多種多様のNP専門の中から選べる
・ほとんどの患者や医師や看護師がNPの存在を知っており、敬意をはらってくれる
・多くのNPが、約80,000ドル以上の給料で働いているが、日本のNPの給与はまだ分からない
・さまざまなカルチャーバックグラウンドの人々、Co-medical、patient, familyと接する機会が多い


デメリット
・英語での授業で、英語での医療である
・今まで日本で看護師として学んだ医学の常識が、アメリカの看護師の常識と違う場合、それも学びなおさなければいけない
・大抵のNP講座は授業料がかなり高く、永住権を持っていないと政府の低金利ローンも申し込めない
・労働ビザもしくは永住権を取得できないと、例えNP資格を持っていても帰国しなければいけない(そして、ここ数年ビザ取得はますます難しくなっている)
・いつか日本に帰国したくなった時、アメリカのNP資格では日本では働けない 
・文化や宗教や考え方の違う人たちと共に働いたり、医療を提供したりするのは、とても難しく、アメリカでNPとして学ぶ・働くとそういう難しさに毎日のように対応しなければいけない





筆者:内田茉友子&緒方さやか

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Comments

Unknown

関羽さん、
アルコール依存症で有名なNPコースをお探しでしたら、残念ながら存じませんが、Psychiatric NP, substance abuse, alcohol dependencyなどのキーワードで探してみるといいと思います。(ちなみに私も三国志を夢中で読んだものでした)

さあやんさん、
アメリカでNPになりたいのですか?
4年制大学の学位はNPになるのに必要です。看護経験は、分野によっては必要です。必要でないところもあります。
でも、それ以前に、アメリカの看護資格を取得するのがかなり大変です。
teamiryou.org(発展途上のウェブサイトですみません)から、「アメリカでNPになりたい人へ」をスクロールダウンして読んでみてください。\good luck!

アメリカでNPになるには


今私は高校3年生で、
看護の短大か専門か大学のどれに進むか迷っています。


将来はアメリカでNPの資格をとるのが夢です。

出来るかぎり早くNPの資格を取りたいです。


アメリカの大学の修士課程に進むには、日本で正看護師の資格を持っていても、
短大や専門学校ではなくて四年制大学を卒業していなければいけないのですか?

また看護師の経験も必要ですか?



アメリカでNPになるにはどうすればいいのか教えてください。

アルコール依存症のNP

はじめまして。
アルコール依存症の治療にすごく興味を持っていて、いつか渡米したいと思っています。
お勧めの学校や病院がありましたら教えて抱きたいのですが。よろしく願いします。
私は、臨床経験がまだ3年未満です。
将来的には、アルコール依存症の分野で仕事をしていきたいと思っています。

やっぱりメリット、デメリットは、、、

やっぱり, そのメリット、デメリットは, どこで就職したいか
=どこで働きたいかによると思います。その国の教育を受けるという事は、その国で役に立つ人材を育成するという事なので、授業はその国で起こっている問題とか状況についての事がメインになります。NPの場合は、州ごとにスコープ オブ プラクティスが異なるので、ウチの州は、こうです、というような形態の授業が多いです。ですから、自分が働きたいと思う州の大学で教育をうけるのが一番いいと思いますし、クラスメートからウチの病院は、こうよ、みたいな情報も得られるし、コネクションも出来るので教育を受ける場所は慎重に考慮された方が良いかと思います。

Unknown

こうさん、FNPプログラムに在籍中のかえるといいます。

確かにNPにはいるには学士は必要ですが、RN-BSNプログラムをまず終了してそれからNPコースを考えられてはいかがでしょうか?

それから、NPのほうが職を得られやすいということは無いと思います。それどころか、医療訴訟に巻き込まれないように最新の注意を払わないといけないと思います。なんといっても、RNと違いNPはオーダーを指示するのですから。しっかりとHistory を取れなければいけません。

こうさんはSpanishをはなせますか?バイリンガルを求めるところは、English/Spanishのバイリンガルをもとめます。日本語が話せるというのはあまりメリットがありません。

こうさんはアメリカに親戚の方はいますか?誰か助けてくれる人はいますか?お子さんを連れての渡米は不可能でないですが厳しいですよ。私もNPプログラムに入った時には一人親でした。これ以上はブログ主さんの失礼ですので詳しいことは避けさせていただきます。こうさん、詳しいことはもし個人的にメイルを下されば、相談に乗れると思います。

Unknown

そうです、修士号に入るには学士号を良い成績で卒業することが条件です。

博士号(DNP)についても別に書いているので、ブログ内検索してみてください。

頑張ってください。

アメリカでの就労目指して!

ビザのドアオープンまで気長に待と~…なんて思ってましたが。。
無い頭色々ひねってみて辿り着いた結論、、、

NPコースに留学してH-1bもしくはもしかするとE-2でGC申請も出来るのかもしれないな?・・・と。
ゼロではないけど、う~~ん、どうでしょう?って、とこですよね?

普通のRNじゃビザの問題はないとしても外国人よりアメリカ人ですよね、もちろん。
と、いうことならば上記の理由で外国人のNPだったら雇用を得られ(易い)るのかな~と、思ってみました。
色々と、コネも必要なのかもしれませんが。

で、前回の皆さんのアドバイスも加味し、ざっとアメリカの求人を見るとacuteよりfamily NPの方が求人が多い印象を受けました。
仕事を見つけるにはやはりFamily NPの方が見つけやすいのかな…。
まあ、この辺は少しずつ情報を集めていくとします。

ところで、私は専門学校卒なのですが、NPコースに入るには学士号は必須なのでしょうか?
最近、ちょっと大学のHPをちらほらと見てるのですが、行きたいな~と思っていたHIの大学も、興味本位で見てみたコロンビアのNPコースも、学士号前提でした。
他にもどうかと、今色々と調べて見ますが、自分が行きたいと思っているNY/NJの大学そのものの数が少ないんですよね(多いほうなのかな?)。
一応、acuteとfamily両方ある大学を探してはいるんですが。

日本では臨床経験が5年以上などなどで、学士号が絶対というところは無くも無いです。

今、NPの学生をされている方は、皆さんやはり大学を出ているんでしょうか。

2015年にはNPも博士号…なんて話も出ているようなので、頑張って貯金して早くNPコースに入りたいのですが(その前にNCLEX!)。

ファミリーNPならなんでも診られる?

コメントありがとうございます。
Acute Care NPが、何才から診られるかは、ちょっとわかりません。
でも、州によって違うと思います。
成人科NPは、ニューヨークでは18才以上、コネチカットでは12才以上診られます。
その、Acute Care NPの方に聞いてみては?

もし、そのように診たいのであれば、外来ばかりでないファミリーNPプログラムをおすすめします。ファミリーNPは大抵外来専門ですが、そうでなく、急性期の臨床も入っているところもあるようです。

例えばビデオの小児心臓外科のロゼルさんは、小児NPでなく、急性期NPでなく、実はファミリーNPなんですよ!「私のプログラムは手術を中心に学ばせてくれたの。恩師の人が、なんでも任せてくれて。」と、臨機対応?に臨床訓練を通して手術について学んだらしいのです。

ファミリーの人が急性期で働くというのは珍しいですがたまに聞きます。ファミリーの人が婦人科で働いている例も、小児科で働いている例も知っています。「つぶしがきく」のかもしれません。でも、PAの方がよりつぶしがききますね。

そのような視点の学び方をしたいか、だと思います。また、各プログラムによってstrength & weaknessesが全然違うので、よく探してみてください。

小児NPの件

わたしはWomen's Health NPなので、Pediatric NP のことはよくわかんないのですが、わたしの学んだEmory University のコースでは、Pediatric NP のコースの中に、primary care 的な専攻の人たちと、acute care 的な専攻の人たちがいたように記憶しています。たぶん、PNPとしての共通内容と、primary/acute 別に学ぶ内容とがあったのではないかと想像します。もしよかったら、Emory University School of Nursing のサイトで調べてみてください。
 たしかに、日本で生まれ育ったあと、わざわざアメリカで勉強するのはいろいろと面倒くさいハードルがありますね。語学とお金に限らずね。そもそもアメリカ人にとってもハードなコースだし。でも大きな希望は、日本と違って、年齢とか結婚しているかしてないかとか、子どもがいるかいないかなどで人生が終わらない国なので(ただし本人のガッツは必須)、もし本当にやりたいことだったとしたら、時間とお金と手間暇がいっぱいかかっても、いつかきっと実現できるとおもいます。目的があれば前にすすめますよ。
 といっても、わたしがエラソーに言えたことではありません。わたしの場合は、結婚しているけど、子どもはまだなし。クラスメイトは、子どもの送り迎え、自分の仕事、親の介護、その他ひとり何役もしつつさらに学生をやっている人たちが多かったです。休み時間に搾乳している人もいました。わたしなんか言葉の壁はあっても、時間の使いようはまったく自分次第でしたから、ある意味楽な環境(勉強すると言う意味では)でした。夫&子どもを連れて留学している人、夫&子どもを日本に残して留学している人とも友達になりました。すごいなぁ、と思いました。一方で、プログラムを続けるのをいろいろな事情であきらめた仲間もみてきました。(留学生にかぎらず。)入学までもいろいろあるけれど、在学中も、もっと言えば卒業後も考えることはつきません。大学・大学院で学ぶことだけがすべてじゃないし、アメリカで学ぶことだけがすべてじゃないし、いろんな「ベスト」があるのだとおもいます。

話がいろいろになりました。とりとめなく。

有難うございました☆

緒方さん、お忙しい中ご返信有難うございました。

実際、acute care nurse practitionerとして働いている方から情報を頂きました。
Family NPより雇用は狭き門ということらしいです。
おそらく、州や地域によって需要が違うんですね。
だから急性期ケアのNPを取ったとしても、雇用先が見つからなければ5年先の更新も難しいとのコトでした。
私の場合、英語も一からのスタートですし、学士号も持っていないのでRNとして働くことからのスタートです。なので、その間にコネを作るしかないと感じました。

ただ、ひとつ引っかかったのが、私は小児から成人(老年)までをERで看たいと願っていたのですが、acute care nurse practitionerには小児の分野は無いようですね。
すると小児NPとなるのでしょうが、ビデオで紹介されていたNYで働く小児心臓外科のNPさんと同じという言うことですよね。
小児NPの中に、さらに救急分野や心臓外科と分かれているわけではないのですよね。

両方のNPを取るのは可能でしょうが、それをキープするのは難しそうです。
だったらPAを選んだ方が良いのかとさえも思えてきました。

話は変わりますが、こちらのサイトはとても観ていて楽しいです。
それぞれのNPのインタビューも大変貴重ですし、いつか絶対アメリカで働くぞ!というモチベーションにも繋がります。

でも、アメリカの医療費は莫大。自分にもしものことがあった時に、大学や院に行くためのローンを組んでお金が必要となった時のことを、皆さんは考えないのでしょうか。
私は持病もあるし30も半ばを迎えようとして子どもも独りで育てていますが、健康でなくなったときのことを考えると、アメリカへの夢もどうしたものかと、ふと考えてしまいます。
やはり、やって出来ないことは無いけれど、協力してくれる人がいないと厳しいものがありますよね。

Unknown

こんにちは。返事が遅れてごめんなさい。
NP協会のサイトは見にくくて残念無念なのですが、お探しの情報は見つかったでしょうか?
救急専門のNPは存在しますよ。ばりばりER で働いていますよ。
まずは、救急で働くPA(実質的に、 PAもNPもやってることは同じなので、参考にしてください)のノール玲子さんの仕事の様子(リンク:
http://blog.goo.ne.jp/teamiryou/e/9da08294ed5d3493549f4dfcf6748907" target=_blank>http://blog.goo.ne.jp/teamiryou/e/9da08294ed5d3493549f4dfcf6748907)を読んでみてください。
また、救急NPに関してはacute care nurse practitionerで探すといっぱい出てきますよ。また、ご質問があったらメールしてください。
Good luck!
緒方さやか

と、思ったら

ここのサイトにNP協会のサイトにリンク出来るようですね。
そちらを覗いてみてみます。
失礼しました。

NPの種類

こんにちは、はじめまして。
現在NCLEXの受験勉強中です。

年齢的にも経済的にも、アメリカで挑戦できるのはせいぜいCNSまでだと考えています。
救急専門なのですが、救急専門のNPはそんざいしますでしょうか?
フライトナースを目指していたのですが、持病が見つかったため断念しました。

専門・認定看護師もいくつかございますが、NPの種類等書かれているサイトなどがございましたら、是非とも教えて頂きたいのですが。

Unknown

妹様さん、
コメント有難うございます。

「文化や宗教や考え方の違う人たちと共に働いたり、医療を提供したりするのは、とても難しい。そういう違いが実際ケアをする上で壁として立ちはだかる時さえある。アメリカでNPを学びたいとき、そういう日本にもないチャレンジにも遭遇するであろう。」

ということです。確かに人種差別というのは端的すぎる言い方ですね。記事は直させていただきます。
ご指摘ありがとうございました。




しつもん。

人種差別というのは端的な表現だけれども、
医療に従ずる上での人種差別ってことでしょーか。

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