NPに関する法律サンプル!

日本の方に、「NPに関しては、政府レベルで法律があって、細かく決まっていない部分を州レベルで決めているのか」と聞かれました。

いえ、実は、州レベルの法律しか存在していないのです。

(看護師も医師も、同様だと聞いています)

アメリカは、政府VS州の自律がせせりあって来た歴史があるからか、専門職に関しては、州に任されているわけですね。

ただし、診療報酬に関しては、メディケイド(65歳以上の人の保険)が関係してくるので、全国レベルで法律ができています。1998年には、NPの行為も一律診療報酬が支払われるべきだという法律ができています。(ただしそれが、医師と同額か、医師の85%かということは、州ごとに決まっています。)

さて、次に、私の知っている範囲で、ニューヨーク州とコネチカット州の例について具体的に書きます。ほかにも具体例を読みたければ、各州のnursing boardのウェブサイトに行ってみてください。


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A. ニューヨーク州

ニューヨークでは、NPが働きたい場合、

1)医師と「協力している」という証明書を州に提出する必要がある。
2)NPと医師との「協力同意書」(COllaborative Agreement)を書き、二人ともサインしなければいけない(これは提出しなくていい。施設で置いておく)
3)「プロトコル」に使用するという教科書をリストから一つ選び、それを選んだか州に報告しなければいけない

このページにNPのライセンスに関して色々書いてありますが、特にここを読んでみてください。詳しく書きますと:

1)に関しては、証明書はForm 4NPと呼ばれていて、このページからダウンロードできるので、参考にしてください。
2)に関しては、Collaborative Agreement参考例がここからダウンロードできます。ちなみに、私の最初の勤務先とのCollaborative Agreementも、添付しておきます(3ページです。見られるといいんだけれど)。
3)は、本当に適当に、「この教科書をプロトコルとして使う」と、Form 4NPに書いて提出するんですが、みんな適当に選んでます。本当は教科書をプロトコルとして使ってはいませんが、そういう法律なんで。

ちなみに、このウェブページに書いてない細かいルールも実は存在していまして、NY州のNPライセンスについて問い合わせたら、そのルールとやらを色々メールで送ってくれました。それは添付すると重くなるので別に送ります。そのルールには、例えば、「1人の医師は、5人以上のNPの協力者として登録してはならない。ただし、その5人以上のNPが、医師と同じ設備で働いている場合は、例外とする」と書いてあります。要するに、一部の医師は、NPとの「協力者」として登録し、難しい患者の相談にのったりすることで、NPからお金をとってアルバイトとしている人がいるのですね。ただし、あまりその「協力」というか監視というか、そのNPの数が多いと目が行き届かないだろうということで、4人以下となっているようです。


B. コネチカット州

コネチカット州では、もっとずっとリラックスしています。法令はここからダウンロードできまして、医師との協力の部分は、1ページ目の真ん中あたりに出てきます。

1)のような証明書を州に提出する必要はありません。
2)Collaborative Agreementは、書くように、とあります。
3)プロトコル教科書の指定の必要はありません。

そのほかのコネチカット州のライセンス情報などは、ここから読めます。


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始めまして

現在、日本でNPを学び始めたところです
いろいろ、教えてくださいませ。

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