初期のNP講座の苦労

臨床訓練を担当している生徒、Lは、たまたま修士論文が「NPがどう政策を動かしてきたか」
それを聞いて思わず、Oh thank goodness!!!!と叫んでしまった。

診察の合間に、「NPの歴史ってウェブサイトも本もいいのがなーーい!」とぶつくさ言って、気を晴らしていたのですが、教授に聞いたという本を最近勧めてくれました。

Making Room in the Clinic: Nurse Practitioners and the Evolution of Modern Health Care
by Julie Fairman (2008)

2008年に出版されたばかり!現在ペンシルバニアで教鞭を取っているFairman先生による、インタビューなどを重ねた結果の本。

中味は、ほかの本で知り得なかった超!貴重情報もちらほら。でも、ちょっと入り込んでて読みにくい。

中から拾った情報をひとつふたつ載せると:

NP産みの親Loretta Fordは、医師のほとんどいないコロラド州の地方で働いていた保健師だったが、医師不足だから看護師をNPにしようという気はなかった。後から見るとそうなっていたようだが、本人は気づいてもいなかった。
ただ、すでに医師がいない中、この地方で看護師がすでにやっていること(妊婦や乳児のフォローアップ、健康についてのクラス、障害児童用のクリニック、結核クリニック)を、合法的にしたかっただけなのだ。(19ページ)

初期のNP講座は、教える人がいなくて苦労した。NP講座を教えるだけの経験を持った看護師は実に少ない。しかし、医師と看護師の両方が教育に参加することが必要だと思われた。そこで、看護教授で、NP講座を教えられそうな人を集め、夏期講習を開いて教授の特訓をした。(79ページ、Rochester大学院について)


日本のNP作りの参考になりそうですね。日本でNP講座作りに関わっている方は、ぜひ購入してみては。40ドル前後です。アマゾンは国際便もするんじゃなかったかしら?

(明日はカメラを持っていって学生のLのインタビュービデオを撮っちゃおうと思います。でもLは恥ずかしがりだからなー
ちなみに、翻訳の終えてないインタビュービデオがかなりあります。もったいないですね。一生懸命翻訳しなきゃ!)

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