看護さんに診てもらいたいですか?

先日書いたように、日本管理学会誌2月号に、湯沢先生と関先生による記事が出ています!

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題名:

外来での疾病管理における看護師の役割拡大に関する研究
ー権限の委譲に焦点をあわせてー
日看管会誌 Vol.12, No.2, PP 86-93, 2009
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日本の看護師、医師と患者さんに、アンケートを取ったもの。NP readiness surveyとでもいいましょうか。

患者さんで、いままで看護師さんが診察してくれると助かると思ったことのある人は34.5%
看護師が医師と連絡を取りながら診察するとしたら、利用すると答えた人は61.3%

看護師が生活習慣病の患者の診察を行う制度ができた場合、診療を行いたい看護師は20.5%
行いたくない看護師のうち、知識不足、聴診技術不足などの、自己の問題が解決したとしたら診察してもいいと思うのは19.5%
行いたくない理由の一番は関心がないで74.0%
次いで責任が重いが33.6%
診療は医師が行うべきであるが25.2%

看護師に外来診療の一部を委譲できるという医師は56.5%

サンプル数が少なめ(患者1588名から無作為抽出の195名、看護師162名、医師34名)とはいえ、これは貴重な情報では。ぜひ図書館に行って見てみてください。

これを読むと、やはりそれ専門の講義と実習と、専門資格を作ることが必要かと思われます。本来、一部の優秀な看護師が、それ相応の訓練を受けてからなるものですよね。ただ、「関心がない」は臨床工学士と比べると残念かな。

臨床工学士の人たちの調査では役割拡大への興味が高かったのですが、看護師の役割拡大では抵抗が強いようです。

医師のサンプル数はかなり低いので、一般化しにくいですが、ぜひこの調査をもっと大きな規模で繰り返してみては?と思います。
興味のある方は、メールをください。

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