日本NP協議会

日本NP協議会(元NP連絡会)のホームページです。

大分看護科学大を中心として、日本におけるNP教育の内容を統一しようということで始まりました。

資料なども多く載っています。ぜひ参考にしてください。

日本NP協議会トップへ


チーム医療維新トップページ

日本で頂いた質問

日本で頂いた質問を、ざっと記してみます。
あれ?こういう質問は出なかったの?というものがあれば、メールしてください。プレゼンなどで私がすでに答えていたので、質問として出なかったものも、誰もほかに思いつかなかった質問も、ありますので!
これから、ぼちぼち質問らに答えていきます。今日は、リストアップまで。
緒方
****

NPの男女比は。
CNSとNPの違いをもう一度。
なぜ介護施設で働くNPがそんなに少ないのか。
日本では医師免許がないと直接の診療行為は医学生でもできないのですが、アメリカはNPは研修制度もなく、在学中に研修が含まれているということを聞きました。学生でも縫合など、診療行為に直接参加できるのですか。
確認ですが、国家試験があって、その結果を用いて各州で免許を申請するということですね。
看護師以外の、社会人などがNPコースに3年間通った場合、長く看護師をやっている方との確執はないのですか。
昔は別れていて、今はだんだんCNSとNPが融合してきていると思ったら、違うんですね。
働いている場所の割合のデータは?それは政府で集められているものですか、NP協会のデータですか。
NPの行為に診療報酬が出る前はなぜNPを雇う医師がいたのでしょう。
(ケーススタディーに関して)結局その81才の男性の痛みの原因はなんだったんですか。その病気の治療はせずに、痛みの処理だけしたのですか。
NPはアメリカの一般の人々に認知されているんですか。
NPの方が医師より診察に時間をかけることができるのか?それはなぜか?
NPのプリセプターは、医師やNPが務めると言ったが、NPから見て「いい医師」とはどんな医師か。

心電図の機械は「借用中」

無事帰ってまいりました。
短いけれど実り多い旅でした。中野の「ケアプロ」見学、リハビリ病院見学、老年看護の素敵な看護リーダーたちとの出会い、そのほかにも、大小いくつか。
東京で開いていただいた懇親会では、医学生、看護学生、医師、政府関係者、看護師、看護教育者、新聞、医療系出版社、テレビ関係の方々、そのほか、大変多くの分野に渡る人々にお集まりいただき、出会いに、感謝、感謝です。このような垣根を超えた意見交換の場が、どんどん増えてくれることを願っています。PA/NP関係の話だけじゃなくて、ね?

また、少しずつでも日本での話をここに書いていきます。

******
今日は、今日あったことを、少し書きたいので書いていきます。

******
さて、日本から帰って、12時に寝たら、時差で2時半に起きて、眠れず。。。。

しょうがないから朝6時にホットヨガに行ったら、岩のような肩こりがどろどろと溶けていくように良くなりました。今はこってないけれど、捻挫したみたいな熱い感じがする。それが痛気持ちいい。行ってよかったです。

今週は、ボスが休暇を取ってしまったので、そして、先週は私がいなかったので私好きな患者さんはボスにかからずに私が帰るまで待っていたので、患者さんも書類仕事も多くて大変です。

ところで、うちのボスの医師は、最近手を広げて近所でPAを数人雇って、もう一カ所開業してしまったのね。新しい方が先週とうとう開院したのに、色々設備が整っていないからその医院が色々借りに来るのが、すっごい困る。

今日、Pneumococcalの予防接種をしようと思ったら、「あ、ありません、今朝新しい医院に持っていかれてしまいました」まじかい!!!!!幸い、その患者さんはPPDも必要だったので、あさって、PPDをチェックしに来院する時に、あげることになった。(今日注文すれば明日には着くからね)

それよりも愕然としたのは、今日の11時ごろに、50代女性で、息苦しさと血圧が高い(166/100)患者さんが来たので、すぐにEKGを取ろうとしたら、「あ、ついさっき来て、借りていきました。。。まだEKGの機械が届いてないそうで。。。」と、メディカルアシスタント。私はあまりのことに、めまいがしましたよ。
「冗談じゃないわよ!すぐ返してって言って!!!!!!」

(準備できてないのに開院するなー!!とは、心の声。)

近所の懇意にしている心臓科外来に送って、心電図取ってもらおうかしら、と思ったら、患者が「あ、なんだか、胸が押されるように痛くなってきた」と言い出したので、

わたたた

心電図を取らずに

そのまま

ーー>病院へ直行送り~~~~!!!

ちなみに、病院のER医師からの電話によると、心電図は一部reversed T waveのほかは正常、今から肺のレントゲンと、D-Dimerを注文する、経過観察のために一日だけは入院させて、ストレステストもさせる、とのことでした。

これで、もし、病院に送らずに、心臓科の医師に行く途中の道筋でばったり彼女が倒れたら一体誰の責任なんだろう。。。

私が法廷に立つんだろうか。。。立って、泣きながら「EKGの機械を借りていいなんて私は言っていません」とは訴えるのだろうか。想像すると恐ろしいのでここで想像はやめるが、ボスがイギリスから帰ってきたら文句を言おう。

さて、明日もがんばるぞ。明日は「特に予約満杯だから心して来るように」と受付に言われています。時差ぼけになんか負けてられません!


NPが看護師である必要はない?

とある病院を見学させていただいた後は、東京で、のんびりしています。
前回は家族とほとんど時間が過ごせなかったので、今回は数日、家族と会えるということで、そのほかに予定を入れないようにしたので、連絡来なかったよ!という方、本当にごめんなさい。おじいちゃんの本棚から本を拾い読みしたり、近くのスーパーに買い物にいったりもしました。

明日から一気に忙しくなります。

アメリカでも日本でもあまりテレビを見ないたちなのですが、日本のニュースやドラマをちょこっと見て、医療や介護が「売れる」テーマである(だからそれに関する番組が多く作られる」ことに気がつきました。

さて、下のようなコメントをいただきました。

****
認定看護師のほうが役割が見えやすい。。。確かに領域によってはそうかもしれません。しかしみえやすい役割はほんの一部であってみえにくい部分にこそ認定看護師の存在の意義があるのだと思います。例えば、薬剤の調整は極端なはなし、看護師でなくても、薬剤師でもできると思います。認定看護師の本当の存在意義は現場の看護師の力を引き出し、組織の力を高めていくところにあると思います。このことは専門看護師でも同じです。おそらくNPの仕事にはこういった要素が入っていないのだと思います。NPの仕事と認定看護師の仕事は似ているようですが、全く性質が異なっていると私は思います。NPの仕事は医師が肩代わりをすることができるように感じます。しかし認定看護師や専門看護師の仕事の多くは医師が肩代わりすることが出来ません。それは看護独自の機能を発揮しているからです。NPの方のお話を聞いていると、たしかに先進的ですが、NPが看護師である必要性が見えてきません。
****

以上のコメントを、認定看護師さんのビデオのページから、ma-maさんにいただきました。(ありがとうございます!)

「認定看護師の本当の存在意義は現場の看護師の力を引き出し、組織の力を高めていくところにあると思います。」素晴らしいと思います!認定看護師についてはまだ勉強中ですが、専門看護師は、日本でもアメリカでもまさにそれが役目の大きなひとつです。大変重要な役割ですし、NPにはありません。NPはその代わり診療、診断が役割で、教育もそちらに重きが置かれています。

CNSとNP、果たす機能が違うだけでなく、勤務現場も違っています。簡略化して言えば、CNSは主に病院内(精神科CNSは外来もあり得る)、NPは主に外来(NPのごく一部である、急性期専門NPと新生児NPを除く)です。

NP歴史の本、ビデオを見る、インタビューをするとよく聞くのですが、「NPなんか看護じゃない、看護師の必要がない。ただの医師ヘルパーじゃないか」という言葉は、アメリカでも1960-1970年代でよく聞かれたそうです。医師会は彼らなりの理由でNPに反対し、看護協会も一部の人をのぞき反対していたそうです。

現に、1960年代前半、フォードがNP講座を既成事実で作ってしまった前、NPのような構想があり、アメリカ看護連盟につぶされたといいます。

システム全体を良くすることに関心が高い看護師さんは、管理職になるか、CNSの勉強をするでしょう。(それはそれで、素晴らしいことですね。)しかし、たまたまシステムのことよりは、直接の臨床の方に興味があり、実際知識や技術が豊富な看護師さんもいます。今は、どんなに優秀で、実際、皆に信頼され、研修医師に指導するぐらい知識が豊富でも、看護師、つまり「医師のヘルパー」としてしか、現場でしか参加できません。しかし、もっと勉強して、より患者さんのためになりたいと思っている方も多いでしょう。

そういう方が、夢を追いたいと思った場合、認定看護師に注目することもあるようです。ある程度自立して患者さんと関われるからです。「日本では無理だ」と判断し、アメリカのNP留学プログラムを夢みる方も、大変数多いようです。そのような方が、日本に残って日本での経験を活かせるチャンスは、将来できるのでしょうか?

また、NPが始まった1960年代のコロラド州では、医師があまりに不足していたため、看護師が予防接種の判断、健康相談など、ほとんど診断、診察行為に近いことを強いられていました。しかし、看護の勉強をしてはいるが診断の勉強はしていない看護師たちにそれを求めるのは、酷なことです。経験に基づいて判断しているとはいえ、彼女たちは、もっと知識を求めていたのです。NP制度は、このような看護師たちに正しい知識と訓練を与え、また、一定の基準をもうけ、このような行為を合法化しました。また、さらに重要なことに、これらの行為で診療報酬が受けられるようにしたのです。このため、NPとなった看護師たちの診療行為は「サービス」や「あったらラッキー」ではなく、正当な、プロフェッショナルな形で、医療の一端を担うことになったのです。

日本の老人施設などや、訪問看護でも、患者さんに必要とされるため、診察に近い重い責任を看護師は受け持っていることもあると聞いています。(実際、何を聞いても「医師に聞きますね」と答える看護師は、決して有能なナースではありませんよね。高度な看護的な、そして医学的な判断力は、患者を助け、命を救います。)

一部の優秀な看護師さんはそつなくこなしているでしょうが、もっと知識を得たいと願っている人の方が多いのではないのでしょうか。そして、万が一のことが起こったら、「診療行為は違法なのに、事実上診療していた」と、監督していた医師だけでなく、患者さんの必要に応じて提供していた、このかわいそうな看護師も責任を取らされるのでしょうか?

それよりは、一部の、システムじゃなく臨床の高度な知識、技術に興味のある看護師さんたちに、NPを学ぶ、NP資格を取るというオプションが開かれていた方がいいのではないでしょうか。

さらに、最後になりますが、医師たちは診察のエキスパートかもしれませんが、患者さんや家族の必要なことをすっと探知できる能力は、多くの看護師がより優れている、と思いませんか。医師よりも、患者さんに分かりやすい言い方で、説明できたり、治療以外に心のケアなどにも気を配れる看護師ですが、自分や自分の家族が病気だったら、その担当医にも治療以外にも気を配れる医師であってほしいと、願いませんか。

看護師で、学校に入り直して医師になった人も知っています。その看護師としての経験故、ユニークな能力を備えた医師となっています。NPも全く同じです。診察の知識以外に、看護師としての視点を診療できる立場になっても忘れないため、「すごくいい」診療師になることができるのです。

私は大学時代、かかりつけがNPでした。医学校に行く予定が、NP学校に行くように変更したのは、色々な理由がありましたが、その人がとっても素敵なかかりつけだったからというのも大きな理由です。

今でも、患者さんや友達で、「かかりつけはやっぱりNPがいい」という人も、少なからずいます。「話をちゃんと聞いてくれるから」というのが一番よく聞く理由です。もちろん、これはアメリカの話ですし、日本では違うかもしれません。

長くなりましたが、お返事、ほかの皆様のコメントお待ちしています。

緒方さやか






日本到着

今、飛行機の中です。日本についたらブログにアップしようと思います。
直前になって講演や「お話」の依頼が急に増えてしまいました。ふう、でも関心が高まっているのは、いいことか。 しかもボスには、「今年はもう休暇なしだからね」と言われました。そりゃそうだ、1年間4週間の契約なのにすでに4週間半だもんね。

さて、パワポの準備や記事を書いたりするほかに、結婚したらNYに移るので、NYのNP仕事を探し中でもあるのです。本当は、また仕事を移るのなんていやだし、患者さんに申し訳ないけれど。履歴書書いて、人と会ってー。まず、つてを頼ってみるかーと思い、友達の医師に聞いたら、ふたつ可能性が出てきました。でもできれば、病院の中の外来部門だと多くを学べるので、今回の一時帰国が終わったら、ゆっくりとそういうところにアプライしようかと思っています。

ちなみに、NPの多く(詳しい統計は知らないが、老年NPは50%近く)はパートタイムをいくつか持っている。フルタイムで一カ所働くのではないのである。そうすると色々な経験もできるし、職場のしがらみもないとのこと。だから私もそうするかもしれない。一カ所、パートで、時間給にすると今の2倍の給料のところもありました!MENTALLY RETARDED ADULTS(日本語でなんと言うのか?)専門の外来診療所。今も、ダウン症の患者さんとか何人かいますが、診察に時間はかかるものの、個人的にはとっっても好きです。やば、次の患者さんが遅れるかもー、と最初はあせるのだけれど、なんかいつも自然に笑顔になってしまう。
お年寄りの患者さんを愛する気持ちとちょっとだけ似ています。

さてさて、どこで働こうかな。

私の今の医院を受け継いでくれるNPも頑張って見つけるぞ!


てか今は、日本だ、日本。

***

無事祖母宅に着きました。
生まれて初めて(文字通り)甥と会う!ただいま3ヶ月なり。かわいい!
家族みんなでご飯を食べました。
さあ、今夜眠って時差ぼけを解消します。

看取りについて

看取りについて調べています。
州によって100%違うのですね!

ニュージャージー州:いかなる施設でも看護師が死亡確認できる。死亡診断書は医師のみ書ける。脳死の確認は医師のみ。

コネチカット州:死亡が予想される重度の患者は、医師が「死亡予想」とカルテに記入。120日ごとに更新。介護施設内で、死亡予想中の患者が亡くなった場合、看護師でも死亡を確認できるというプロトコールがあれば、看護師が死亡確認でき、死亡診断書もサインできる。

ウィスコンシン州:ホスピス患者で、医師に定期的に診察されていた場合、そのホスピスに勤務する看護師が死亡確認できる。死亡診断書は医師のみ。

ニューヨーク州:患者が「DNR(Do not resuscitate)」の場合、看護師でも死亡確認できる。DNRオーダーがない、生命維持装置使用、臓器提供者などの場合、医師が死亡確認する。死亡診断書は医師のみ。

役に立つことがあるかもしれないので書いています。というか、パワポからコピペしています。

日本でも看護師による看取り論争が高まっていますが、「アメリカでは看護師でも看取りができる」と単純には言えないなーと思いました。
ちなみに、上の情報を調べるのにずいぶん時間がかかりました。ぜいぜい。
一括して全国の情報を提供しているサイトや文献はとうとう見つかりませんでした。

さすが、州が変われば法律違うアメリカ。

ウェディングの契約書

ここで披露宴をする、って決めたところからウェディングの契約書が届いた。
13ページにわたり、細かい字でいろいろ書いてある。
「テロリズム、災害などでイベントを行えなかった場合の契約金返還については、お約束できません」まで、ことこまかーーーーーーーーーーく書いてある。
これから、内容を交渉して、例えば会場で私のお客が転んでけがしたら訴訟を起こせるように向こうのそういう保険もチェックして、最終バージョンを決めたら、契約書にサインして、50万円の契約金を支払う。
もちろん引き出物、ドレス、タキシード、花、式をする場所は別。

州によって結婚の法律も値段も全然違うからニューヨーク州かコネチカット州で事前に籍を入れるか、当日マサチューセッツで結婚するかも法律を調べてから自分に有利なように決めなきゃいけない。彼は中国籍とイギリス籍なので、国際結婚についても調べなきゃいけない。


面倒くさい。。。。


ちなみに名字は変えないこと決めました。将来、子供が生まれた時に変えたくなったら変えようかな。アメリカって名前いつでも変えられるので。
ほかにやることがありすぎるのと、名字が張(Cheung)になったら中国人の患者さんが誤解して私のところに来ると思うので、広東語しゃべれない私としては、申し訳ないので。

さあ、寄り道してないでパワーポイントやらなきゃ。

日経新聞でNP特集

ちょいと遅れましたが、9月6日の日経でNPについて数ページにわたっての特集が組まれています。

NPに興味のある方はみなさんすでにご存知のようですが、まだの方はぜひ見てみてください。色々な角度から取材してあります。

緒方さやか

65才以上:アメリカ人の8人に1人

老年看護学会用に色々調べていて見つけた、アメリカのお年寄りについての情報。

アメリカ人の8人に1人(すくなっ!!!)、要するに12.6%が65才以上。
9.6%は貧困ライン以下の生活をしている。16%は働いているか、仕事を探している(多い?)。
そのほか、

In 2006 older consumers averaged out-of-pocket health care expenditures of $4,631, an increase of 62%
since 1996. In contrast, the total population spent considerably less, averaging $2,853 in out-of-pocket
costs. Older Americans spent 12.7% of their total expenditures on health, more than twice the proportion
spent by all consumers (5.7%). Health costs incurred on average by older consumers in 2006 consisted
of $2,770 (60%) for insurance, $859 (18%) for drugs, $844 (18.5%) for medical services, and $159 (3%)
for medical supplies.

すべて、A profile of older Americans: 2008 (US health and human services)からでしたー

厚労省でもチーム医療についての検討会が始まったり、すごい!NPの動きがすごい!ここに載せるのが追いついていません。。。すみません。

緒方

多忙。

忙しい。仕事もばんばん患者さん来るわー
難しい人が多いわー

メールも一日大量に来るわー
取材のお話や原稿依頼もいくつかいただくわー(ありがたい話です)
寒いので衣替えしなきゃー
ウェディングの場所もほとんど決めて、色々交渉して時間食うし。
週末に色々追いつこうと思うけど、彼が週末は「あんまり仕事するな」主義(普通か。普通は週末に仕事しないもんね)でなんか言われるといやだから、だからあんまり週末にためときたくないし。

しかも結婚後、ニューヨークに引っ越すためちょっと仕事探しを始めたところ、わんさか色々つてが出てきた。昔のニューヨークの同僚の医師やPAの友達とかから、メールが来る。いちいち返事して、面接の用意してー

色々とありがたいけど大変やー(大阪弁風)

老年看護学会の基調講演まであと3週間!もっともっと色々な人に電話をかけて情報集めていい発表にするぞ。