PAになりたい若い方へ

日本の高校生の方から、PAになりたいので、というメールを頂きました。彼女からもらった質問と、それに対する答えを、ほかの人の参考にもなるように載せておきます。
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PAについては、以下のブログを参考にしてください
PAに関するブログ記事

1、PAになるための勉強をするには高校卒業後どういう学校に進んだらいいですか

大学の学士は、何でも構いません。でも、生物とか科学とか理系だと、後で受験前に社会人として取らなきゃいけない科目が少なくてすみます。看護学士を取ってから、PA講座に進む人もたまにいます。


2、なにかのサイトでPAになるためには専門学校で24~32ヶ月のカリキュラムを履修し、国家試験を得たあとに州免許を取得すると読みましたが、このような過程でPAになることができるのですか。それとも大学に進学する必要がありますか。


PAは、大学の学士を持った人が、多くの場合社会経験を経てから、コミュニティーカレッジなどで必須科目を取ってから、進む、24-32ヶ月の修士号です。専門学校ではありません。ただし、社会経験は入学条件に必要ではないところが多いようです。ボランティアや、救急救命士などとして医療に関わったことが1000時間以上、などの条件のある学校は多いようです。


3、PAになるための必須科目はありますか。


学校にんもよりますが、統計学、解剖学、生物などです。各学校のホームページを見てください。


4、現時点では、高卒後まずアメリカの学校で学ぶために必要な英語力を身につけるために外国大学日本校で2年ほど英語を学び(この時点で短大卒業資格取得可能)
そのあとアメリカでPAの勉強をするということも考えています。
その場合は高卒後となにか違いがありますか。


学士を取らなければ、残念ながらPAにはなれません。
また、アメリカでPAをということになると、日本の医学教育よりも教育年数が少し長い計算になります。ですから、なぜ日本で医師になるのじゃなくて、アメリカで(ビザが取れなくて働けないかもしれないというリスクを犯して)PAになりたいのか、じっくりと考えてみてください。

日本で医師になり、アメリカで学びたいならアメリカへの臨床留学を考えるという道もあります。

いずれにしろ、進む道はたくさんあります。セカンドキャリアとして、後からなれるのが、PAの良いところです。

goodluck!
緒方さやか
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NPのなりかた

昨日、日本のニュースを見てびっくり。先日書いた記事が、so that it doesn't offend anybody、取り下げることにしました。あしからず。中国と香港は別ものだけどね。念のため。

また、アメリカでNPになりたい方からメールをいただいていますが、そのような方は、以前に書いた記事やリンク
を参考にしてください。忙しくてお返事できてなくてごめんなさい。

相変わらずものすごく忙しい。さて仕事に行かなきゃ。日本に11月の半ばに5日間だけ寄ります。その後は香港で向こうの家族と会う。

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仕事が終わった後、スタバでこれを書いています。最近、全米のスタバのインターネットが無料になったので、今まで大企業反対派でスタバに行っていなかったので、よく行っている私。。。

忙しいっていうのは、自慢しているわけでなくて、喜んでいるわけではなくて、実は、参っているのだ。仕事の後、家に帰って、ダンナと二人でご飯を作って、(暇がなくて、近所で買うことも多い。不健康)食べて、メールをちょっと見て、一部だけ返信して、寝る、で精一杯。もちろん、友達や家族(両親もニューヨークにいる)と会うこともあるけれど。

子供がいたら、デイケアに子供を送り迎えして、もちろん食事とかも気を使うし、さらに想像を絶する大変さなんだろうな。もちろん、やりがいもあるだろうけれど。世間の、子供がいて働いたりしている人たち全員に、心の中で拍手を送ります。ついでに、日本で働いている人、多くの人が、ものすごい勤務時間みたいですね。日本の働くひとびとにも、拍手。

関係ないけれど、アメリカのスタバに入る機会があったら、どんなことがあってもホット抹茶は注文しない方がいいです。日本のを期待して飲むと、とてもがっかりします。味は(なぜか)ピスタチオ味です。死ぬほど甘いです。

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世界の日本人NP, PA, CNM, CNS...の方へ

たまに在米NP、PAの方に「日本にPA, NPを紹介したいが、何かできることはありますか?」ということを聞かれます。

あります!!!!!


1 まずは自己紹介メールを!

2 日常の仕事内容など、記事を投稿してください

3 一緒に働く仲間など、写真やビデオを投稿してください

4 元気があれば情報発信!ブログを始めちゃってください
(ブログを始めたい方は、セットアップが面倒くさい場合、私がやってあげられますので、ご連絡を。簡単に始められます)

5 もっと元気があればアメリカ(か、世界)日系PA, NPのメーリングリストを始めちゃってください!(興味のある方は、まずメールを。)



また、どんどん見つかっていく日本人(または日系、または日本育ち)のCLINICIANのグループもできました!

グループの名称は、
Japanese Association of Advanced Practice Nurses and Physician Assistants in Americaの略で、JAAPNPAA (じゃぱんぱ)です。

全国に散っていて顔を合わせることは難しいけれど、メーリングリストでつながっています。

参加したい方は、管理者の儀宝由希子さんまで、直接連絡してください。彼女のメーリングアドレスはyukikogiho@gmail.comです。

講座に在籍中の学生さんも大歓迎です。(在籍前の方、「将来NPになることに興味があるけどまだ受験していない」な方々は、じゃぱんぱでなく、チーム医療維新のMLにご参加ください。)

ただ今人数、30名。看護麻酔師、CNS、NP、助産師、PA、一通り揃ってます?!

Please contact us - it's going to be a lot of fun!

Let's help shape the future of health care in Japan.

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ビザ速報

ビザ速報!

毎年、4月1日に制限人数分以上アプリケーションが届くというH1Bが、今年は経済状況のせいでなんと4月7日になっても制限人数の半分も申し込みがないとか。

と、いうことは、今年H1B申し込みの日本人の皆様は。。。

たとえ病院がビザサポートしてくれて、高い弁護士代を払っても20-25%の確立で当たっていたH1Bビザが、今年はかなり高い確立で当たるということ。
ちゃんと4/1に着くようにフェデックスで出した人は、書類に問題がなければほぼ当たるってことじゃないかしら?(ここは推測)

ちなみに、理由はもちろん全体的な新規雇用の減少と、政府の援助を受ける銀行は交換条件として外国人じゃなくアメリカ人をまず雇うというルールに従わなければいけないこと。あと、外国人を雇うと弁護士代がかかるため敬遠されるというのもあるらしいです。

ビザに関しての質問、メールをよく受け取りますので、チーム医療維新サイトにて書くことをお許しください。

私自身は、勝手にも、ビザが下りなかったら日本に戻って活躍する(こちらで教育と刺激を受けた)優秀な看護師さんがいっぱいいるかも!と考えているのですが。。。身勝手な考え方ですみません。

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看護師、NP、CNSのビザと永住権

イェール看護大学院でCNSとNPを3年間で両方取得するコースで学んでいる、 Kさんが、下のように、日本の看護師がアメリカでのビザと永住権取得への道のりを示してくれました。Kさんは日本で看護師として12年間働いた経験があり、渡米前は某ガンセンターの臨床現場で活躍してらっしゃいました。

一番下は、私が10月ごろ書いたビザに関する記事。

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(以下、Kさん)

看護師不足が深刻なアメリカで、以前は看護師として労働ビザあるいは永住権を取得することは、他の職種に比べ比較的簡単だったようです。しかし、3年ほど前から急激に困難になっています。このような状況下でも、アメリカでナースとして働くことを希望する日本人ナースは多く、NCLEXの受験対策予備校に通うために渡米され、アメリカの看護師ライセンスを取得しても、ビザが取れず夢半ばで帰国せざるを得ないナースが後を絶ちません。また、とりあえず大学院などに進学し、状況の変化を待つナースもいるようですが、移民法が改定される保障がないのが現状です。アメリカでは日本以上に交渉すれば、物事が解決することが多いですが、ビザ取得に関しては通常例外は認められません。

NPやCNSを目指す方を応援したい一方で、卒業後の進路を十分に考慮していただきたく、アメリカで看護師として働く(留学する)までの過程、また移民 ⋅ 非移民ビザ申請状況について記載していきます。

私のように日本で看護教育を受けた看護師が、就労あるいは看護大学院留学目的でアメリカに滞在するには、まずアメリカの正看護師免許(Registered Nurse: RN)を取得する必要があります。NPやCNSプログラムなどの臨床系の看護大学院の多くが、出願要件にRNライセンスを要求しています。

RNになるまでの手順は、こちらに別途記載しましたので、ご覧ください。
また、内田さんの投稿されたこの記事(NP留学のプロセス)も参考にしてください。

さて、学生ビザ⋅永住権⋅労働ビザ取得までの道のりをご紹介します。

学生ビザ(F-1ビザ)取得までの道のり

1. 行きたい大学院を徹底的に調べ出願。2008年9月の内田さんの投稿をご参照下さい。
2. 合格すると、大学からI-20(留学生資格証明書)という、入学許可証のような証明書が送られてくる。
3. 必要書類を揃え、アメリカ大使館で面接を受ける。必要書類についてはhttp://www.fulbright.jp/study/res/visa01.html#1を参照。
4. F-1ビザが発行される。
5. 渡米。留学中は基本的に就労できません。許可が下りた場合でも、キャンパス内で週20時間に限定されています。
6. 卒業後はOptional Practical Training(OPT)という、卒業生特別労働ビザが下ります。1年間のみ有効で、就業内容は専攻した分野に直結した仕事のみと規定されています。OPTの規定は頻繁に変更になっていますので、申請時には学内の留学生センターなどでご確認下さい。働きたくても、最悪日本への帰国を余儀なくされます。

アメリカで看護師として就労するには、永住権(グリーンカード)あるいは労働ビザを取得する必要があります。また、看護師を対象にした移民専門弁護士を雇う必要があります。私は法律の専門家ではありませんので、間違った情報が含まれている可能性もあります。その際はご指摘いただければ幸いです。尚、移民法は頻繁に変更されています。記載した情報は2009年1月現在のものであることをご承知下さい。最新情報は、http://travel.state.gov/visa/visa_1750.htmlなどでご確認下さい。

雇用主を通しての永住権取得までの道のり
(詳しいFormナンバーや手続きは、弁護士にご確認ください)

1. スポンサーになってくれる病院(雇い主)を探す。
病院側が弁護士代などを出してくれることも、採用時の交渉次第ではあり得る。しかし、高い費用をかけ、それでも1年後にせっかく雇った人材がアメリカを出国となるリスクをおかすよりは、永住権保持者やアメリカ国民を長期に雇いたいという病院が多い。世界的な経済低迷の影響で、スポンサーになってくれる病院を探すのは、さらに困難となっている。
2. 決まったら、雇用主がETA Form 9089という雇用内容や条件に関する雇用証明の申請書をDepartment of Labor (労働省)に提出する。
3. 雇用主がUSCitizenship and Immigration Service (USCIS:移民局サービスセンター)に、請願書を提出する。特殊技能職なのか、その職務に的確な者なのかCISで審査される。アメリカ人ナースではなく、なぜ外国人ナースを雇う必要があるのかなど、雇用主が提示する必要がある。
4. 審査が通ったら、Form I-129あるいはI-140をUSCISに提出。
5. Form I-485を提出。
6. 永住権を取得。

注1:雇用あるいは技能関連スポンサーで永住権を申請するには、優先順位が1~3に分けられています。2005年までは永住権に看護師特別枠があり、申請後1年ほどで取得ができたようで、後述する労働ビザよりも取得しやすかったそうです。しかし2006年10月から特別枠が廃止され、さらにI-485の提出すら受け付けなくなっています。RN対象の第3優先のEB3の発給が一時中止となっており、看護学校、短大、大学卒業のRNとしては、現在外国人ナースは永住権の取得はできません。
注2:大学院卒業以上のナースは、第2優先のEB2に申請できる可能性あり。弁護士に確認を!ただし、2008年12月現在、2006年の申請者にやっと発給されているようで、取得までに時間がかかっています。

労働ビザ(H1-Bビザ)取得までの道のり(RNとしては通常申請できません) 

スポンサーをしてくれる雇い主が見つかっても、ビザの申請には、弁護士を雇う必要があります。知り合いの韓国人のナースは、弁護士費用に約100万円かかったと言っていました。(緒方注:私の知り合いは、70万円ぐらいだったそうです。)

1. CGFNSでビザスクリーニングを受け、合格する。英語テストの必要スコアは、CP試験と同様ですが、Speakingテストが必須となっている。
2. ビザのスポンサーになってくれる病院を探す。 
病院側が弁護士代などを出してくれることも、採用時の交渉次第ではあり得る。しかし、高い費用をかけ、それでも1年後にせっかく雇った人材がアメリカを出国となるリスクをおかすよりは、永住権保持者やアメリカ国民を長期に雇いたいという病院が多い。世界的な経済低迷の影響で、スポンサーになってくれる病院を探すのは、さらに困難となっている。
3. ETA Form 9142, 1-129をUSCISに提出。
4. その他、高度専門職・技術者であることを証明する指定された書類を提出。
5. H1-Bビザは、ナースに限らず大学院卒業以上の専門職(IT関係者など、NPやCNSも含まれる)対象のビザで、全体で年間65000件発給されています。その中で、大学院卒業者特別枠が20000件用意されています。ただし、応募者が多いため抽選となっており、昨年の当選率は約60%でした。つまり、たとえNPやCNSなど大学院を卒業した高度専門職となって、運よくビザサポートをしてくれる雇い主が見つかったとしても、労働ビザを必ずしも取得できるとは限りません。

アメリカのNPやCNSプログラムは、日本のプログラムよりも実習時間がはるかに多く、実践を学ぶ機会に恵まれていることや、プログラムに長年の歴史があり、学ぶ環境が整っています。私は留学目的で渡米し、日本では学べないフィジカルアセスメントなどを履修することができており、こちらで得た知識は日本に帰国後役立つと思っています。しかし、卒業後こちらで就職を希望している方は、まずは最新の移民法の情報収集をされ、卒業後の進路をあらかじめ考えておかれることをお勧めします。労働ビザを取得するために大学院に進学するという考えもわかりますが、授業料は高いですし、こちらに来たら何とかなるという状況でもないことを十分ご理解いただきたいと思います。

ーK


RN取得への道のりはこちら

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(以下、緒方、2008年10月ごろ書かれた記事)


私の知っている限り、ビザは特にここ3年ほど取得するのが更に難しくなっている。

グリーンカードを持っていないとあるNP(ヨーロッパの人で、日本人ではない)は、YALEのコース卒業後、ビザをHOSTしてくれる病院で働き口が見つからず、結局出国を避けるためにPhDコースに入らなければいけなくなった。今でもPhDをやっており、看護研究を楽しんではいるが、NPとして働いた経験はないし、これからも無理かもしれない。

5月に卒業として、卒業後一年間は「OPT」で、この一年以内にビザをスポンサーしてくれる就職口を見つける。つまり、移民弁護士を雇って、「OOOOさんはこの企業になくてはならない人物なので、特別にビザを出してもらいたい」という申し込みをしてくれる企業のことだ。それには、お金も時間もかかるため、アメリカ国民の方を優先して採用することもあるらしい。また、大企業(大病院)でないとまずやってくれない。

移民弁護士を通して、書類を調えて提出したら、(知り合いは、70万円かかると言っていた)それから先はくじ引きである。修士号を持っていると多少有利ではあるが、ここ数年申し込みは増えているので、大体当たるのは30-40%だとYALEの国際学生オフィスは言っている。

これが当たらないと、OPTの切れる翌年7月に出国となる。

アメリカの看護士不足のため、昔は看護士は有利であったが(別のビザカテゴリーだった)それはすでに廃止されたらしい。

グリーンカードをすでに持っていれば、これらの問題は回避できる。

アメリカでNPを目指す方を応援したいが、とても高い授業料を払う前に、卒業後本当にアメリカで働けるのかどうかを弁護士などと相談し、実際ビザでアメリカでNPとして働いている人を見つけて、相談してから留学した方がいいかもしれない。

もちろん、NP学生として得た知識は例え日本に帰国となっても役に立つだろうし、そういう人にぜひ日本の看護の将来にも関わって欲しいと願っているが、NP学校の授業料は莫大である。一年間YALEなら約250万円、それを2年間、それとLAB FEE,高い教科書、生活費など。

多大なローンを背負うのは、労働ビザが出ず、帰国となったときに辛いかもしれないので、よく考慮してほしい。

緒方


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